【激闘の記録】第63回全日本ボウリング選手権大会。18Gの死闘と、仲間に託した決勝への想い

愛知県・稲沢グランドボウル様。ボウラーなら誰もが一度はその舞台に立つことを夢見る「聖地」にて、2026年3月19日から4日間にわたる第63回全日本ボウリング選手権大会が開催されました。日本全国から精鋭が集まるこの大舞台で、私は18ゲームにおよぶ死闘を繰り広げました。結果は予選敗退。しかし、そこには数字以上の収穫と、次なる戦いへの強い誓いがありました。

【勝負飯】試合の合間に「毎日通った」あの味

長丁場のトーナメントにおいて、技術や精神力と同じくらい重要なのが「食事」です。予選期間中、私がお昼休みに毎日通い詰めたのが、センター併設レストランのメニューでした。

身体に染み渡る「究極の醤油ラーメン」

私にとっての勝負飯は、透き通ったスープが美しい「醤油ラーメン」。 連投による疲労が蓄積するなか、このスープを一口飲むだけで、張り詰めた緊張が解け、疲れがスッと吹き飛んでいくような感覚がありました。

これにボリューム満点の「唐揚げマヨネーズ和え」とライスをセットにするのが私のルーティーン。ガツンとくるエネルギー源は、まさに連投を戦い抜くための「薬」でした。「毎日食べても全く飽きない」——そう確信させてくれる信頼の味が、私の右腕を支えてくれました。

【激闘と葛藤】予選18Gの死闘。見えてきた「全日本の壁」

今大会、滑り出しは決して悪くありませんでした。

理想のラインと、忍び寄る「待ち時間」の罠

初戦の3ゲームは625ピン(アベレージ208.3)。全国レベルで見れば決して高い数字ではありませんが、狙ったスパットに正確にボールが落ち、自分のボウリングができている手応えがありました。

しかし、全日本の舞台は甘くありません。今大会はA・Bシフトに分かれての進行。投球後の長い待ち時間でいかに集中力を維持し、変化し続けるレーンコンディションに対応するか。3日間で18ゲームという長丁場は、技術以上に「心と体力のマネジメント」を要求される過酷な戦いでした。

突きつけられた「538ピン」の差

22日の決勝当日。私は観客席にいました。 同じ県から出場した仲間が、見事に決勝(マスターズ戦)進出を果たしたのです。仲間を全力で応援する一方で、胸の奥では言葉にできない悔しさが渦巻いていました。

決勝進出のボーダーラインは、18ゲームで3,949ピン(アベレージ約219)。 私との差は**「538ピン」**。 この具体的な数字は、今の私に足りない実力を残酷なまでに突きつけるものでした。しかし、仲間の勇姿を目に焼き付けたとき、悔しさは「次は自分があのマウンドに立つ」という静かな闘志へと変わりました。

【決意の帰路】淡路SAの夜景に誓うリベンジ

大会を終え、家路につく途中で立ち寄った淡路サービスエリア。 目の前には、ライトアップされた緑色の大きな観覧車が静かに佇んでいました。

海風に当たりながら、この4日間を振り返りました。 あの一投、あのスペアミス、そしてトップボウラーたちとの圧倒的な精度の差。 暗闇に浮かぶ観覧車を見上げながら、私は自分自身に強く誓いました。

「来年、必ずこの稲沢に戻ってくる。そして次は、応援席ではなく、あの決勝のレーンに立ってみせる」


今日からまた、一歩ずつ。

今大会を支えてくださった運営の皆様、会場を提供して頂いた稲沢グランドボウル様、共に戦った仲間、そして毎日力をくれた「あのラーメン」に心から感謝します。

今の私にできることは、ただ一つ。**「練習あるのみ」**です。 538ピンの差を埋めるための旅は、もう始まっています。来年の全日本選手権で、ひと回り大きくなった自分を証明するために。今日からまた、一歩ずつレーンに向き合っていきます。

応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

#ボウリング #全日本ボウリング選手権大会 #稲沢グランドボウル

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